MU工法について
MU工法とは、木造ウレタン工法のことで、弊社独自の現場発泡ウレタン断熱工法の略です。
現場発泡ウレタンは、断熱性能にすぐれ、さらに現場発泡することで、気密施工をしなくても
高気密住宅に仕上がるという合理的な工法です。
ここでは、施工写真をまじえて簡単にMU工法についてご説明したいます。
壁、天井は外気に接する部分に
ウレタンを吹き付けします。
床は、土間断熱で押出スチレン
フォーム3種B・50mm厚を敷き
込みしています。
また、基礎周りは、30mmの3種
B押出スチレンフォームを外回りに
貼り付けて、さらに内側から50mm
厚の現場発泡ウレタンを吹き付け
しています。
押出法ポリスチレンフォームとい
うのが正しい名称ですが、この熱
伝導率は0.028W/m・K以下です。
吹付硬質ウレタンフォーム(現場
発泡品)の熱伝導率も0.028.W/m
・K以下です。
参考までに、熱伝導率の数値を
紹介します。
グラスウール10Kg相当 0.05〜0.046
グラスウール16Kg相当 0.045〜0.041
グラスウール24Kg相当 0.040〜0.035
グラスウールの断熱施工では、別途
気密施工をする必要があります。吹付
硬質ウレタンフォーム(現場発泡品)で
はその必要がありません。ウレタンを吹
いただけで、気密が担保されます。
外壁の模型です。ダイライトをはさんで、外側に押出スチ
レンフォーム、内側からは発泡ウレタン。W断熱の仕様の
うちのひとつです。